梶原吉広とは
梶原吉広(かじわらよしひろ)はかつて、ソーシャルゲームを運営する株式会社gloops(グループス)の社長を務めていました。gloopsは、「大乱闘!!ギルドバトル」や「大熱狂!!プロ野球カード」など数々のソーシャルゲームで成功を収めています。同社がリリースしたソーシャルゲームの登録者数は100万人を超え、さらに連続してヒット作品を生み出しています。
華々しい活躍が続いているgloopsですが、成功のきっかけは、“ソーシャルゲームの風雲児”と呼ばれた梶原吉広の先見の明や、ソーシャルゲームに対しての考え方にありました。
梶原吉広が率いるgloopsが最初に世に出したソーシャルゲームは「渋谷クエスト」でした。
その頃はまだソーシャルゲームという言葉自体がない状態だったため、同社が作り出した渋谷クエストはソーシャルゲームの黎明期を支えた存在でもありました。梶原吉広はゲームの発表後、ユーザーのニーズを分析し、自社のゲームに取り入れました。そして改編された渋谷クエストは、今度はモバゲータウンでリリース。その結果、すぐに多数のユーザー登録がされました。
チャレンジし続ける梶原吉広
梶原吉広は渋谷クエスト以降も次々にゲームを発表し、発売された作品は、人気ゲームランキングで4作品が同時にランクインするなど好調な運営を見せています。株式会社gloopsはソーシャルゲームを手掛ける前は広告代理店であり、広告事業の方でも運営は安定していました。しかし、梶原吉広の「もっと挑戦したい」という気持ちから、ソーシャルゲーム事業を立ち上げ、順調に成果を上げていました。そんな梶原吉広は、プライベートも充実しており、2014年には人気タレントの山本梓さんと結婚しました。その後山本梓さんは、子どもを授かります。梶原吉広はまさに公私ともに順風満帆だと言えるでしょう。
余談になりますが、梶原吉広は疲れた時にはお風呂にゆっくり浸かってリフレッシュするそうです。ひたすら仕事に打ち込んでいた独身時代も、どれだけ忙しくてもお風呂に入る時間だけは必ず取るようにしていたといいます。お風呂に浸かって心も身体もリフレッシュして、新たなことを思いついたり挑戦したりしていたのでしょう。結婚後は、山本梓さんやお子さんと穏やかな時間を過ごすことが、何よりの癒やしだそうです。
また、梶原吉広は1人で行動するのもあまり苦にならないタイプらしく、以前は1人焼き肉にも行ったことがあるらしいです。なかなかレベルが高いですし、行動力があるということでしょう。その時ばかりは、少々恥ずかしかったようです。今は家族がいるので、外出する際は、家族と一緒、または奥さんとの2人でという感じのようです。
関連記事:梶原吉広の来歴まとめ
gloops社長・梶原吉広としての功績
梶原吉広が社長を務めていたgloopsは、2011年に「Mobage Award 2011 Partner of the Year 2011」を受賞しています。総合的に最も多くのユーザの支持を集めた大ヒットタイトルを生み出したパートナー企業に送られる賞だそうです。同年、「Mobage Award 2011 Platinum Prize」を受賞したのは株式会社Cygamesの「神撃のバハムート」、株式会社バンダイナムコゲームスの「アイドルマスターシンデレラガールズ」、株式会社コナミデジタルエンタテインメントの「戦国コレクション」。「Mobage Award 2011 Gold Prize」を受賞したのは株式会社カプコンの「みんなと モンハンカードマスター」など。錚々たる企業が名を連ねていますね。
gloopsは、2012年「とことん野球応援プロジェクト」の一環で、東京ドームで開催されたアスレチックスVSマリナーズのMLB開幕戦の冠スポンサーとして協賛しています。
代表取締役社長である梶原吉広は協賛にあたり、「MLB開幕戦の特別協賛社となることができ、ファンや関係者の皆様に感謝するとともに、社員一同誇りに思っている。毎年世界最高レベルの舞台を求めてたくさんの日本人選手がメジャーへチャレンジする姿は、グローバルな展開を目指すgloopsの企業姿勢に通ずるものがある。」と語っていました。
梶原吉広は野球をとても面白いスポーツだと思っていて、野球をあまり見ない人にも野球の面白さを伝えられたらと考えていたといいます。野球を身近なスマホゲームとして提供することで、野球に興味のなかった人にも親しみを持ってもらえる、そして野球が好きな人はゲームでも野球を楽しめる、そんなところが、「とことん野球応援プロジェクト」の魅力だと考えているそうです。
梶原吉広が提供していたソーシャルゲームについて
梶原吉広氏が代表を務めていたgloopsは、モバゲータウンを中心に、ソーシャルゲームを数多く世の中に輩出しています。gloopsのゲームは、モバゲーで配信されている数多くのゲームのなかでも上位の人気を誇っており、梶原吉広の名を広めた一因になりました。それでは、梶原吉広が世の中にリリースしたソーシャルゲームとはいったいどのようなものだったのでしょうか。
gloopsが最初に配信をスタートしたのは「渋谷クエスト」というゲームでした。このゲームは、ソーシャルゲームらしい作品であり、ゲーム要素やギミックを盛り込むことよりも、ユーザー同士のつながりを大切にして、コミュニケーションがメインになっています。このゲームを考えるにあたり、梶原吉広は当時流行していた「怪盗ロワイヤル」をヒントにしたと言います。このゲームも、ユーザー同士が協力することで、コミュニケーションというゲーム性を発生させています。渋谷クエストは、リリース直後から人気が爆発して、梶原吉広も「開始してすぐにサーバーがダウンしてしまうほどに多くのユーザーが集まってくれた」と語っています。
そして、その後にも「大乱闘!!ギルドバトル」や「大革命!!バトルレジスタンス」といった作品をリリースしています。配信を始めた2011年からは、スマートフォンへの対応にもいち早く取り組み、梶原吉広のユーザーニーズへのアプローチも迅速だといえます。
梶原吉広は、自身でリリースしたゲームが評価されている理由を、ソーシャルゲームの運営に重視しているからだと語っています。開発から運営まで同じスタッフが担当することで、イベント開催のデータなどもしっかり集められます。こういった、ユーザーが本当に求めていることを提供することは、梶原吉広の信念が反映されているといえます。
数々のヒット作を生み出した梶原吉広ですが、2012年にネクソンにgloopsを売却。こうしてgloopsはネクソンの完全子会社となりました。売却してから梶原吉広は経営から退きましたが、同社はその後もスマホ向けのソーシャルゲームなどを提供しています。また、ネクソンとgloopsは合同で社内PC販売による収益金を寄付するなど、社会貢献も行っているようです。
梶原吉広の取り組み
梶原吉広が創業したgloopsは、様々な社会貢献活動を行い、感謝状をもらっています。野球観戦に行くことが難しい子どもやその家族に、プロ野球の観戦をプレゼントするという「gloopsシートプログラム」に関して2012年に神戸市長から感謝状が授与されました。「とことん野球プロジェクト」などのアプリを提供している同社だからこそ、子どもたちに野球の楽しさを知ってもらいたいと思ったのではないでしょうか。
また、梶原吉広が創業したgloopsは2012年に「TOMODACHIプロジェクト」に対して寄付を行っています。「TOMODACHIプロジェクト」は、東日本大震災からの復興をサポートしながら、長い間日米間の文化的・経済的な結びつきを強め、友好を深めていくものだそう。日本とアメリカの将来の世代に投資する官民パートナーシップとのことで、時代を担う人のために貢献しているようですね。