たまには梶原吉広以外の若手実業家にも目を向けてみようと思います。
石田言行は、2011年に「トリッピーズ」を起業した若手実業家です。1989年生まれのクォーターで、名前は「いあん」と読むそう。SNSを通して旅行参加者を集い、バングラデシュへスタディツアーを組んだことをきっかけに、大学在学中に起業したといいます。
「トリッピーズ」は、ユーザーが自分が行きたい旅の計画ページを作成し、共有することができるサイトで、共感したユーザーみんなで旅のプランを作ることができるそうです。
鶴岡裕太は、2012年にネットショップを作るためのWEBサービスを提供する「BASE」を設立しました。1989年生まれの鶴岡は、東京工科大学に通っている間に起業します。事業が軌道に乗ったため、大学を中退したそう。
BASEでは「ECサイトを作りたい」と思ってから3分でオリジナルのショップを作成できるとのこと。HTMLやCSSの知識がなくともカスタマイズを自由に行えるそうです。さらに、決済システムも最初から導入されているとのことです。
上園元嗣は、2013年に同志社大学を卒業し、レバレジーズ株式会社へ入社しました。そこで新規事業の立ち上げに携わり、退社します。それから株式会社ブルベアを起ち上げ、代表取締役CEOに就任したとのこと。大学は文学部英文科。公認会計士試験に打ち込んだり、ドラッグストアチェーンで経営のノウハウを学んでいたそうです。ブルベアはジュウニントイロという法人向けサービスを提供しており、社員の離職率を軽減し、社内生産性の向上を図るそうです。
遠藤一平は、1978年東京生まれの若手実業家です。大学在学時に宅地建物取引士の資格を取得し、東日本建設で住宅販売営業のアルバイトを経験。6棟の成約実績を上げたそうです。
大学卒業後は大手ハウスメーカーに就職し、たちまちトップレベルの営業成績を残したとのこと。2003年に父親が経営する東日本建設株式会社へ入社しました。営業部長を経て、2011年に代表取締役に就任。さらに同年、ネクストワンインターナショナル株式会社を設立し、代表取締役を務めています。営業の才能を学生時代から発揮していたようですね。
木下賢司は、1975年長野で生まれ。1999年に早稲田大学を卒業後、音楽業界を経てITベンチャー企業に入社。さらに2008年、Fullon株式会社を設立し、代表取締役社長CEOに就任します。
IT企業時代には、営業やECに特化した企画やソリューションをやっていたといいます。そして「エンジニアがプロフィットとして活躍できる場を提供したい」「若者にIT業の魅力を伝えたい」などの想いからFullonを創業したそう。10年、20年先を見据えてビジネスモデルを柔軟に転換できる先見性と決断力が必要であると語っています。
熊切雄三は、二十歳の頃から着物をはじめとする日本の伝統文化に興味を持つようになったそう。そして2005年神奈川大学工学部在学中に、ITベンチャーの有限会社プリッキアを設立。業務で様々な業界に携わる中、縮小する呉服業界の現状を憂い、事業の一環として着物情報サイトを立ち上げます。2011年、株式会社Japan Styleを設立。代表取締役社長に就任しました。着物のイベント事業を中心に、着物を着て歌舞伎や相撲を見に行くイベントを行っているそう。さらに「男きもの普及協会」を設立し、会長も務めています。